冬の早起き、美しい空に出会う

立春を迎えて暦の上だけでも”春”という文字を見るとうれしくなる。だんだんと、じわじわと確実に春が混じりはじめている。
とは言っても体感はまだまだ冬の日がつづくのだけれど。でも最近冬のたのしさをひとつ発見した。それは日の出の遅い冬ならでは。夏のようにうんと早起きをしなくても朝日を見られること、まだ明けやらぬ暗い空に浮かぶ欠けゆく月を眺められること。

今日の奈良の日の出の時刻は6:53。元旦を調べてみると7:04なので春が近づくにつれて少しずつ早まってきているけれど、それでもまだ7時近く、真夏の頃に比べれば随分と遅い。
この時期、6時前に起床すると外はまだ真っ暗。朝の早い夫を見送り、時間のある日はヨガをする。キャンドルや間接照明で薄暗い朝の静けさをなるべく保ちながら。先日、動いているとだんだん窓の外が明るくなるのが感じられてふと障子を開けて窓の外を眺めてみたら美しい空が広がっていた。完全に目覚めて動きだす前のまち。朝日が昇りはじめる時間だけにある静かだけれどエネルギーが満ちた、希望のような時間帯。束の間のたのしみ。あぁ冬はこんな風に朝に出会えるのかと、うれしくなった。バタバタと朝の支度に追われているといつの間にか明るくなっていて、気にも留めていなかったのが勿体ない。

できれば寒い冬はいつまでもあったかいお布団にいたい。それはそれで冬ならではの贅沢なたのしみ。だけど最近はこの時間を味わいたくて、寒いのは変わらずあるけれど、早起きをしなくていい休みの日も、よし、起きよう!と思えている。(それから最近買ったあったかいスウェットパンツの効果も大きいな。あったかい衣類を着るのって大事)
お天気にもよるけれど朝にハッとするような景色に出会えるとその日だけでなく、なんだかながーくいいものを見た余韻がつづく。

そしてわたしの生活サイクルとこの朝の時間がはなれていく頃には現実にも春がきて夏がくるのだ。つづく時間の流れのサイクルに乗って、でも毎日はあたらしく。ふたつのリズムに支えられるいのちって本当に不思議で豊かだなと思う。

窓にピントがあっていて汚れに気付きました あたたかくなったら窓を拭こう
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