8月の読書コーナーの更新は2冊だけ。あまり読まなかった？と振り返ってみたら、他に『4つの約束』を読んで、ゆっくりと読み進めている本があったり。そんな8月でした。
＃14『他者の靴を履く アナ―キック・エンパシーのすすめ』
ブレイディみかこ著／文藝春秋
エンパシーについてもっと知りたいなと思って手に取った 。理解が難しい部分もあったけれど読み終わったときに少し力が湧いてきて、希望を感じられたのは良かった。何度も読み直して考え続けたいテーマだなと思った。(8/12更新）
追記…図書館で借りたて読んだのだけれど、その後購入してまた読んでいる。
＃15『ポトスライムの船』
津村記久子著／講談社
第140回芥川賞受賞作とのこと。わたしが普段読む小説とは趣を異にする雰囲気だけれど、根底に流れる静かさ（清潔な文章と宮本輝さん評）にちょっと落ち込んでいた気持ちに馴染んで助けられた感じ。表題作は奈良が舞台。(8/12更新)