2023年も待ったなし

大きくて分厚くて情報がぎっしり

2022年にエジプトで開催されたCOP27がほとんど失敗に終わったと言われ、パリ協定で目標とされた1.5℃が達成できずに、それどころか今後2度以上の気温の上昇が見込まれ、予測のつかない災害は今後ますます増えていくだろうと言われている。

こんなに危機的な状況にも関わらず、わたしの毎日はいつも通りに過ごすことができて、世の中も気候危機なんて起きてないような顔をして動いていく。そのパラレルワールド感に時々頭が混乱しそうだと思う。

だけど焦りつつも希望を捨てず、わたしにできることは何だろうと、動いていけたらいいよね。そしてそのことだけで全てを覆ってしまわないようにもいたいよね。ということで正しく事実を知って、行動に移していこうと買った一冊。問題の本質である”資本主義”が一言も言及されずに書かれているらしく(斎藤幸平さんが推薦のコメントに書いていた)、逆にそれってすごいわーと感心しつつ、そういう視点も持ちつつ読んでみたらまた自分なりの考えや問いが深まったりするのではと思っている。

2019年に刊行、その頃より4年が経っても危機は危機として受け止められていない

並行して読んでいる一冊。

気候危機においてきらりと光りまくりの存在感のグレタさん。

BOOKOFFで見つけて買ったのだけれど、本の売り上げをグレタさんとベアタさん(妹)が決めた団体に寄付すると書かれていて、古本で買った分はそこには回らないよね、とチーンとなった。

余談だけれど、古本で色んな人の手に渡るたびに著者なのか出版社なのか、お金が入る仕組みが早くできたらいいねと思う。

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